2011/09/08

かかわり方のまなび方

装丁もいい感じ。


6月に買った働き方研究家西村佳哲さんの本をやっと読み終えた。
ファシリテーターへのインタビューを通じて、
「他人にかかわる」とはどういうことなのか?
を探求するとても深い内容の本だった。



自分自身、子育てしているのでよくわかるのだが、
子どもに物事を無理に教えようとすると必ず失敗する。

子どもは興味の湧いたもの、自分が面白いと思った事にしか
食いついてこない。(うちの息子も植物のことは
ほっといてもどんどん吸収していくが、算数や漢字はいっこうに吸収しない)
結局、学びとは外発的なものではなく、内発的なものなのだ。
心から好きなものじゃないと頭に入らないし、成長もない、ってことだ。

相手の意欲が「溢れ出る」ような関わり方。
こちらが用意したゴールに導くのではなく、
その場に積極的に関わり、こっちが想定していたゴール
なんて超えてしまうようなものを一緒に生み出していくこと。
それが理想的な関わり方なのだと思う。

"Person Centered Approach"

真摯に謙虚に相手に向き合い、相手の思いや意見を受け止め、
その上で自分の立場もしっかり保つ、そんな関わり方。

「学び方」というタイトルの通り、悩みや思考の変遷までプロセス克明に
記されているので、西村さんが出会ったこの概念にはとても共感できた。
ただ頭では理解出来ても、そんな神業のような関わり方が
実際どんなものなのか、想像がつかなかった。

ただ、これだけ価値観や判断基準が多様化した時代、
排他的なリーダーシップではなく、こういう関わり方ができるスキルが
求められていると思う。

まだまだ自分でも咀嚼できていないので、
これからも何度か読み返す事になりそう。
とにかく一度、ワークショップにでて体感してみたいなぁ。


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