![]() |
| 外観。 |
シュタイナー教育の方針は、知識をつけることに偏重するのではなく、個々人がもってる資質を引き出し、自分の価値観をきちんと持って世界と関わっていける人に育てること。
<シュタイナー教育の特徴>シュタイナーならではの特徴的なところは例えば・・・
○小中高一貫教育
○同じ先生がずっと受け持ち、クラス換えもなく同じメンバーで進級
○芸術を通じて小さいころから精神を育むこと
○小さいころから、手芸や工芸などの手仕事を学ぶこと
○机などの備品すべてが天然素材にこだわっていること
○「メインレッスン」と呼ばれるひとつの物事を体系的に学ぶプログラムがあること
○「メインレッスン」のノートを生徒自身がアート作品のようにつくりあげること
といったところ。通常の学校とは明らかに違っていて、うちの息子のようなタイプにはわりと合うのかなぁ、と思っていた。ただ一方で、宗教的な色合いも強いので批判も見うけられる。そのあたり自分の目で確かめて見たかった。何よりも息子自身がどう感じるのか、を聞いてみたかった。
というわけで、見学会で見た事、感じた事をつらつら書いてみる。
<校舎や備品 感性を育てる配慮>少し大きめの保育園、くらいの大きさ校舎の中で小学一年生から高校三年生までが一緒に学んでいるのだそうな。ただ、近年生徒数が増えて来て、校舎の拡張も進めているらしい。
肝心の学校の中は写真NGだったのが残念だが、とても素敵な校舎だった。たとえば小学一年生の教室は、「包み込む」がコンセプト。天井の角がとれていたり、窓枠も曲線になっていたりと、ひとつひとつの教室がこどもの学年に応じてこまかく作り込まれている。カラーにもこだわっていて、低学年は色調がやわらかい黄色で統一されている。
こうした細かい配慮が、すべて感性を育てることにつながっているのだそう。天然素材にこだわっているのもそれ故なのだろう。また逆にこどもの感性を阻害するものからは教師が「守る」ようにしているそう。(具体的には聞かなかったが、ゲームとかそういもの?)
<手仕事について>ちょうどメインレッスンのノートの展示がされていたので、各学年のものを覗かせてもらった。小学4年生のノートは地域の地図がテーマだった。それぞれ思い思いの色で描くカラフルな地図はどれも小学生とは思えないクオリティ。なにより、「楽しんで作ってる」感がつたわってきたのがよかった。ほかにもちらほら見えたのが、こどもたちのつくった手芸作品。小学校低学年でも結構立派なぬいぐるみがかざってあったりして驚いた。高学年になるとアートの域。またあとで別行動していた息子から聞いたのだが、校庭にあった小屋も小学生がつくったものらしい。とにかくそのクオリティの高さに驚いた。
<先生について>
説明してくださったのは男性の教師。これほど穏やかなオーラを放つ人はそうそう見た事がない。ヨガやってる人が醸し出す雰囲気に似ている。こういう人がじっくり話ししてくれたら子どもも聞き込むだろうなぁ。
<編入や資格について>おおよそ1学年20名前後。途中からの編入も可能。ただし学年によっては入れないクラスもあり。また男女比の関係で編入が難しいことも。また、この京田辺シュタイナー学校はNPO法人。文部省認可の学校ではない。なので、義務教育期間中は名目上元の校区の学校に所属、という形になるらしい。高校のクラスを出て大学受験をする場合は、別途大学検定を受ける必要があるそうだ。このあたり、国がハードルさげたらいいのになぁ。教育選択の自由がもっとあっていいものだと思う。
<子ども達の進路について>本当に様々、とのこと。例えば高校卒業後、バイオリン職人になるためにヨーロッパに渡った子、獣医になりたくて北海道の大学を受ける子、パティシエになりたくて東京で修行をしている子など。それぞれがここでの経験を通じて見つけ出した夢にむかっているとのこと。
<その他みえたもの>
・黒板にいろいろなカラーで、つくし、たんぽぽ、なづな、などが書かれていた。これは子ども達がその季節に見つけたものを、その季節に応じたカラーで書き込むらしい。冬だと黒板がまっしろになって、春だと色とりどりになる、なんだそう。
・GWの宿題 見つけた樹木の絵を描く、とかが貼ってあって息子がひそかにうらやましそうな顔をしていたのを見逃さなかった。
<まとめ>
やっぱりうちの子には合うんだろうなあと感じた。息子も最初は緊張していたものの、帰りぎわにはかなり気に入った様子だった。宗教的、っていうところに抵抗感ない、といえば嘘になるが、それを超えてあまりある魅力があった。少なくとも通常の学校教育では得られない体験ができるはずだ。自分が「こうだったらいいのになぁ」とぼんやり思う教育にわりと近い感じがする。
一方で別の気になるところも見えてきた。高校までずっと同じメンバーと過ごして行くことになる。あまりに関わる範囲が小さくなりすぎるのではないか?それはそれで、閉じた人間関係にはまってしまうのではないか?多様な価値観を受け入れたうえで、自分らしさを見いだして行ってほしい。はたしてこの小さな濃い人間関係の中で過ごすっていうのは良いのだろうか?と感じた。
とまぁ、結局どうするねん、という結論はでていない。が、もし入れるならうちも引っ越しだなぁ、京田辺、わりといいとこだなぁ。息子が高校卒業まで、くらいなら住んでもいいかもなぁ。なんてことまで考えて、そのあと京田辺まわりを散策してまわったGW最終日でした。
一方で別の気になるところも見えてきた。高校までずっと同じメンバーと過ごして行くことになる。あまりに関わる範囲が小さくなりすぎるのではないか?それはそれで、閉じた人間関係にはまってしまうのではないか?多様な価値観を受け入れたうえで、自分らしさを見いだして行ってほしい。はたしてこの小さな濃い人間関係の中で過ごすっていうのは良いのだろうか?と感じた。
とまぁ、結局どうするねん、という結論はでていない。が、もし入れるならうちも引っ越しだなぁ、京田辺、わりといいとこだなぁ。息子が高校卒業まで、くらいなら住んでもいいかもなぁ。なんてことまで考えて、そのあと京田辺まわりを散策してまわったGW最終日でした。

0 件のコメント:
コメントを投稿