2011/12/07

樹木ガイド 8歳


何の葉っぱか名前を聞いたのだが、忘れた。

「この葉っぱな、ノートになるねんで、見ててみ」と息子は枝を取り出した。 しばらくすると、ボールペンで書いたみたいな字が浮かび上がって来た。 にんまり微笑み、「すごいやろ!ほら!見てみ!」とどや顔の息子。
フィールドワーク中のちびガイド。
11月の末、妻が一日でかけるというので、久しぶりに息子と二人で
いつもの諏訪山神社から再度山まで登るコースを歩いた。

時折どこで仕入れたのか、豆知識をお披露目してくれるこの小さな植物ガイドは
なかなか勉強熱心だ。知らない樹は持参の植物ガイドブックと照らし合わせて覚えていく。
父のGR digital3を奪い取っては、いろんな角度から写真もおさえる。
最近その写真を使って、自宅でガイドブックまで作っている。
カメラの腕前はまだまだ。
父ににて根気はないし、片付けもできないが、これだけは本当に熱心で感心する。
毎日のフィールドワークはそのスポンジのような脳みそに着々と水をしみ込ませている。

インターネットで調べたら早いのだが、幸か不幸か、息子はローマ字が大の苦手。
同級生にはさくさく検索する子もいるらしいのだが、息子はPCを見せると
いやがって逃げていく。結局いつもの図鑑とフィールドで覚えていくのだ。

でもそうして覚えたものってきっとずっと忘れないのだろうな。
デジタル全盛の時代に、こうしてかたくなにアナログメディアで覚えていく
息子の姿がうらやましく、いくら詰め込んでも、何度説明されてもまったく
吸収しない己の35歳の脳みそをうらめしく思った今日このごろ。

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