2011/12/27

今年もサンタは悩むのだ。

サンタさんへ。
一昨年は「ヒマラヤ杉」。昨年、2年生の時は「ウラジロモミ」だった。

ほんとうは「オオバマホガニー」が第一希望だったのだが、
「サンタさんの国は北国やから南の植物はないんだよ」
と手紙を添えて第二希望で事なきを得た。

そして今年。11月の末くらいまで「ラジコン」って言ってたので、
「おお、うちの息子が初めて子どもらしいもの所望した!」
とうれしさ半分、切なさ半分、だったはずなのだが、
預かったサンタさんへの手紙はこれ。開いて絶句。
第一希望から第三希望まで、すべて北半球にしかない樹木で埋められていた。
しかも封筒には「サンタさんの家の近くにたくさん生えているよ!」と念押しの一言。
ううーむ。学習している。退路がすべて絶たれてしまった。

しかし受け取ったからにはなんとかせねばならぬ。
というわけで、サンタクロースはGoogleをフル活用するのであった。

◆検索 → 「クロトウヒ」
 ・学術論文っぽいのがヒット。
 ・要所要所にアラスカ、北アメリカみたいなワード。 
 ・自分がtwitterでつぶやいた「クロトウヒの苗知りませんか?」tweet。

だめだこりゃ。ドイツトウヒでごまかそうかと思ったが、息子には一発でばれてしまう。
何しろ樹形や特徴、そして掲載ページ数まで覚える程図鑑を毎日眺めているのだ。

「これが一番ほしいよ」の文字に心痛めながらも第二希望のピンオークへ。
すまぬ、不甲斐ないサンタを許してくれい。

ピンオークのほうはなんとか楽天市場で苗木が一本見つかり、即座に注文することに。
あまり詳しくスペックも見ないでとにかく20日着で届けてもらう事にした。
で、届いたのがこちら。
で、でかい。枯れてるっぽいが落葉樹なので春になれば大丈夫。
170cmくらいの巨大な箱が届いた。中に人間が入っていてもおかしくない。
クリスマスまでこれを隠さねば!受け取った妻が必死で隠蔽工作。
といっても、ベランダくらいしか置く場所がない。3Fまで必死で運んだそうな。

そしてクリスマスイブ。「楽しみで眠れん!」という息子を無理矢理寝かしつけ、
0時から搬入作戦開始。ひそひそ声で段ボールをやぶり、
3Fのベランダから2Fの息子の部屋まで、抜き足、差し足で運ぶ。
傍目から見るとほとんど夜逃げである。
靴下、、、これでいいか。。。
なんとか息子の部屋にセットし、サンタのミッションは終了した。

で、翌朝。

案の定いつもより早起きの息子。
6時ごろにはごそごそ部屋から音が聞こえてきた。そして静寂。
例年なら叫び声が聞こえるのに。まずい、ばれたのか!?がっかりされたのか?
どきどきする父と母。10分ほどして息子がサンタが寝ている寝室にやってきた。

第一声。
「ピンオークはな、自然樹形で15mくらいまで育てるのがいいんやって」

どうも目覚めてすぐに育て方を調べていたから静かだったらしい。
一安心したサンタは再び眠りについた。
今年もなんとかミッション達成。来年はいよいよやばいかもなぁ。
サンタの悩みは尽きない。
メリークリスマス。









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